WIRED創業者、魂心の名作!「〈インターネット〉の次に来るもの 未来を決める12の法則」

インターネットの次にくるもの

私は、インターネットの次にくるものを想像したとき、ワクワクするのと同時に少し怖い気持ちになります。

セオレティカルを読んで頂き、ありがとうございます。HIRO(@MailTomix23)です。

突然ですがみなさんは普段、どんなウェブサイトを読んでいますか?

わたしはヤフーニュース!という人も多いと思います。便利だし、バラエティーに富んでいるし、ネタも豊富だし・・・まずは、ヤフーニュースでしょ。なんて人も多いかもしれません。

わたしのお気に入りウェブサイトは、なんといっても「WIRED」です。日本語版と英語版の両方を愛読しています。

テクノロジーとカルチャーが融合し、新しい世界に連れていってくれるウェブサイトがたまらなく好きなのです。

そんな愛すべきワイアードの編集長である、ケヴィン・ケリー氏が書いた未来を予測する名著作、「インターネットの次にくるもの(英題: The inevitable)」を読みました。

心がワクワクする、素晴らしい本だったので、レビューしていきます。

12の単語で示される未来

インターネットの次にくるもの2

ケヴィン・ケリー氏は、あるウェブマガジンで「テクノロジーの預言者だ」と言われるほど、近年のテックシーンに精通し、影響を持つ1人であります。

大人気のワイアード紙を見ることで、彼の持つ類まれなセンスとブランド構築力、情報量、幅広い知見を知ることができます。

そんな彼が、数多くの取材を重ね、未来のわたしたちの姿を12の単語に集約させました。

1. BECOMING —ビカミング

2. COGNIFYING —コグニファイング

3. FLOWING —フローイング

4. SCREENING —スクリーニング

5. ACCESSING —アクセシング

6. SHARING —シェアリング

7. FILTERING —フィルタリング

8. REMIXING —リミクシング

9. INTERACTING —インタラクティング

10. TRACKING —トラッキング

11. QUESTIONING —クエスチョニング

12. BEGINNING —ビギニング

ひとつひとつの言葉については本書を読んでもらいたいと思います。

単語から湧き出る未来のストーリーが、あなたの知的好奇心を揺さぶり、ワクワクさせてくれるでしょう。その中から、面白いと思った話をシェアしたいと思います。

私たち人類は融合し、1つの知能になる

この素晴らしい預言書を読んでいくと、少しづつケヴィン・ケリー氏がみている、ある未来にたどり着くことができます。

そしてそれは、わたしにとって非常に興味深いものでした。

人はインターネットで繋がり、それらをつなぐネットワークの密度が高くなり、全体が1つになっていく。

そういうような内容です。

インターネットは、わたしたちの在り方を大きく変え、スマホはわたしたちのコミュニケーションの方法を大きく変えました。

常にスマホを肌身離さず持ち歩くわたしたちは、いわば広く繋がる1つの生命体です。

知らず識らずのうちに、私たちは繋がり合い、いつでも連絡が取れるようになり、最新の情報を交換しあえる時代になりました。

それは、インターネットを通じて、個々が緩く繋がり始めたからです。

そんな現象をみて、ケヴィン・ケリー氏は未来をこう語ります。

「未来の世界では、人々の結びつきがより強くなり、それを構築するネットワークは緊密になり、人々はまるで1つの巨大な知的生命体のようになっていく。それはさながら、地球という惑星全体が、1つの巨大な知能のように進化するようになる」

というものです。どういうこっちゃ?ってなるかもしれませんが、落ち着いて考えると簡単です。

1. 未来の世界では、わたしたちが、それぞれスマホを持つようになり、インターネットに接続できるようになります。

2. インターネットに接続できると、ネットワーク上にアップデートされた知識が、どこでも共有できるようになります

3. SNSで繋がりが強化され、誰とでも情報のやり取りができるようになります

この1から3がより進むにつれて、人類が共有する知識全てを、インターネットで共有するようになる、ということです。

それはさながらインターネットという巨大な脳に、スマホを通してアクセスするようなもの。そうなると地球は、インターネットを核とした知的な生命体となるのです。

ケヴィン・ケリーはこのように本書で述べています。

すでに2015年には、全体で150億のデバイスが一つの大きな回路に接続されていた。それらのデバイスには、それぞれ10億から40億のトランジスターが入っており、このホロス全体では10垓(10の21乗)のトランジスターが入っていることになる。こうしたトランジスターは脳のニューロンと考えることができる。

人間の脳には860億のニューロンがあり、これはホロスの1兆分の1の規模だ。その規模から言って、ホロスは脳の複雑さを大きく超えている。それにわれわれの脳は、ホロスとは違って数年ごとに2倍の大きさになったりしない。(P386)

2015年はすでに、150億のデバイスがつながっていたようです。始まっているのです。

テクノロジーの未来を知りたい人にオススメ

最先端の技術が紹介され、テレビの前でホエーとなっているあなた。凄いな、と思うと同時に「ナンノコッチャわからん!」とも思っているかもしれません。

もうメディアでは追いきれないほど、実に様々なアイデアが形になり、製造され、日々アップデートされています。

だからこそ何かの知識が、指針となる情報が必要となります。

この本をわたしがオススメする理由は、ただ単に未来のテクノロジーに興味があるからだけではないのです。

今の時代で混乱する人々は、未来の世界でもきっと混乱します。それもいま以上に。

そうなってしまったら最後。もうその遅れを取り戻すことは難しく、気がつけばデジタル難民の1人となるかもしれません。

そうならないためにも、本書を読んでみることを強くオススメします。

テクノロジーのトレンドと未来を先取りすることで、「今のわたしたちは、いったいどこに向かっているのか?」「その世界は安全か?」という基準を1つの持つことになります。

この本に書かれていることが叶うかどうかは分かりません。もしかしたら、本書の内容を大きくこえてくるかもしれません。

未来の世界に興味のあるアナタ、ぜひともこの本を読んでみてください。未来のテクノロジーが、将来のわたしたちが、地球の行く末が、少しでもわかると思います。

時代に取り残されたくないあなたへ、オススメです。

〈インターネット〉の次に来るもの 未来を決める12の法則

【紹介文】

テクノロジーの不可避な変化が向かう未来とは?

人工知能、 仮想現実、 拡張現実、 ロボット、ブロックチェーン、 IoT、 シンギュラリティ――

これから30年の間に 私たちの生活に破壊的変化をもたらすテクノロジーはすべて、12の不可避な潮流から読み解ける。前作『テクニウム』でテクノロジ一進化の原理を鮮やかに描き出したWIRED創刊編集長による待望の最新作!

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ヒロフルカワ
日本の大学を中退しフィリピンの旅行会社に就職。その後、NZの大学に留学。卒業式では400人の前でスピーチをする。これまでの経験をもとに、英語・海外情報をブログで発信中。ツイッターではブログ運営・英語学習・海外情報をシェアします。社会不適合者のネジ外れぶっ飛び系。海外就職/大学留学/TOEIC840点/英検準1級。お仕事受付中のフリーライター兼、旅人。