【書評】「企業で働く」という選択を、ポジティブに捉えるマインドを作る

「起業家のように企業で働く」という本を読みました。

アマゾンで安かったのとレビューが意外と高評価だったので買ってみましたが、「これは当たりだな」と思わせてくれる本でした。この本は、これから社会人になる学生や新人という立場で働いている人には、まさに目から鱗の本と言えます。

「仕事」という選択肢で悩んでいる人に、ぜひとも読んでもらいたい一冊です。

起業家のように企業で働く

何かのダジャレかと思いましたら、そんなことはありません。むしろ的を得ている言葉であって、これから激動の世の中を上手く生き残っていくために、とても大切な心構えを示している言葉だと捉えています。

奥が深いです、この言葉は・・・

この素晴らしい著作について、僕なりの意見をまとめつつ本を紹介していきます。

 

「起業家のように企業で働く」概要

アマゾンの内容紹介をすべて引用します。この内容紹介がかなり詳細だったので、こちらを読んでもらったほうが内容の理解をしていただけるでしょう。

その後で、個人的な感想を加えていきます。

●マッキンゼー、アップルで身につけた 1ヶ月で3年分成長する働き方

君はただ「会社」から言われたとおりに働き続けるのか?

“起業”と「企業で働くこと」は一見、相反するようだが、起業家のように自己成長を続け、同僚や部署、会社をも牽引する働きかたは、企業にいながらでも可能だ。

企業に勤める人たちとベンチャー経営者。彼らと間近で接して来てつくづく思うこと。それは、「起業家」マインドが必要なのは、ベンチャー経営者だけではない。企業で働くにしても、「起業家」のように考え、動くことが必要だ、ということだ。

 

●「起業家」マインドを持つ

起業のリスクは取れないと思っている君は、なにも起業することはない
会社の資産と看板を使い、世の中にインパクトを与える仕事をしよう

企業において、どんどん出世して行く人、あるいは、やらされ感なく楽しそうに仕事をしている人は、例外なく「起業家」マインドを持って自律的に働いている。

これまでに私が組織人事コンサルタントや大学教員としての経験の中で出会ってきた、「起業家」マインドを具体的な行動に落とし込んで仕事を進める「企業人」が一体どうやっているのか、若いビジネスマンに伝えたいことを中心に構成したのが、本書だ。

 

●慶応大学SFCで人気授業“リーダーシップ論”の教鞭をとる著者が、すべての社会人に問いかける

本書は、5年後の自分を描けない君への手紙だ

20代後半~30代前半、私のゼミの卒業生に対して手紙を送るという形で筆を進めている。また、起業家やアントレプレナーといわれる人たちの残した名言からは、学びが多い。それらはそのまま読者へのメッセージとして、各手紙の最後に付した。

どうですか?内容紹介だけでも面白そうだと思いませんか?

 

この本を読了して

この本で著者がメッセージとして伝えようとしていることは、「会社で働くことも悪くないよ」というごくごく、当たり前の考え方です。しかしながら、考え抜かれた会社での「働き方」が書き込まれている本でもあります。

要するに「会社」で働いていようとも、そのメリットを享受できるような「働き方・心構え」について、考え方を改めてくれる本です。

 

具体的に僕が感じたことを箇条書きにしてみました。

  • 会社で働くことに対する意識の変化(会社で働くことのメリット)
  • 会社は「金」をもらって「勉強する場所」と割り切っても良い、という考え方
  • リソースや規模など、今までになかった企業の良さの再確認
  • 悪いのは会社に勤めることではなく、会社に勤めて向上心を無くすことという気付き

こんな感じです。全てにおいて、僕が常日頃から実践していることが書かれていましたが、文字で書かれているものを読むと、ちゃんと心で受け止められたような気がします。

いつも頭のなかで考えて実践していますが、それを心から行動できるようになりました。

近年、企業と従業員の概念が移り変わりつつある日本で、企業人としてどのように生きていくかについて考えさせてくれる本となりました。

 

考えさせられたところ

一番心に残っている部分は、「会社を自分の成長の場として捉える」という考え方であり、「自分がこれ以上成長できないな」と思った時点で違う職場を選ぶという勇気の持ち方です。

この考え方に付随するものとして一番下に書いた「悪いのは会社に勤めることではなく、会社に勤めて向上心を無くすこと」を覚えてもらいたいです。人は会社にいようとも、フリーランスで生計をたてていようと、「成長することを辞めた」時点で駄目になってしまうということです。

成長とはなにも「地位と金」ではなく、知識や経験、物の考え方、技術などでも良いと思いますが、人は自分にないものを求めて旅をするからこそ人たらしめる、という事実を忘れてはならないのです。そういった「生き方」もしっかりと書かれていると感じました。

日々に満足できないサラリーマンや、これから働き始める学生の人々に読んでもらいたい良書です。

 

心に残った言葉

ここでは、いくつか本を読んで心に残った言葉を残しておきます。本の端々で大切な言葉が散らばっていた、そんな印象を持っています。

「起業家 」マインドが必要なのは 、ベンチャ ー経営者だけではない 。企業で働くにしても 「起業家 」のように考え 、働くことが必要だ 、ということだ 。

環境変化に対応すべく 、絶えず学習し 、成長し続けなければならないということだ 。つまり 、絶えずインプットをし続けないと 、アウトプットができないということだ 。それを会社がやってくれるわけではなく 、個人でその責任を担わなければならないのだ 。

組織のビジョンと個人のビジョンとの共通点を見出すことが 、受け身 、やらされ感を持たずに仕事に取り組むためのカギ

「自分の身体は食べるものででき上がるように 、自分の心は自分の発する言葉ででき上がる 」

環境 ・技術激変の時代に求められるアウトプットは 、いかにソリュ ーション 、顧客満足 、価値 ・付加価値 、成果を生み出せるかだ 。

 

まとめ

以上「起業家のように企業で働く」を紹介してきましたが、いかがでしたか?

ネット上では、会社で働く・働かないと様々な議論がされています。しかしながら、会社で働くことは、その人脈やリソースをフル活用できる環境にあるという利点もあります。

僕は元々フリーランス賛成派で、今は自分の知見を磨くために企業で働いていますが、この本を読んで、これからの人生に新しい視点を持つことができたと確信しています。

きっとこの本が、あなたの心に何かを残してくれると信じています。

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HIRO
フィリピン・セブ島のスラム街で、ボランティアを始めたキッカケから、フィリピンで働くことに。セブ島観光のエキスパートになって、「エキサイトセブ」というマガジンサイトでライターを経験。お仕事のご依頼は→ info.f.hiro”あっとまーく”gmail.com まで。

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