ワードプレスのサーバー移行時に起こりやすい「エラー」と「解決策」まとめ

WordPressを高速化するためにサーバーを移行しました!やっぱりエックスサーバーは速い!

さくらインターネットを利用していたのですが、Google Page Insightsでまさかの一桁台を叩き出して考えが変わりました。「さくらインターネットじゃだめだ!」とね。

という訳でサーバー移行に踏み切ったのですが、コレが意外にも大変だった!具体的にはエラーの連発しました。というわけで忘備録のため、サーバー移行時に起こりやすいエラーと解決策をまとめてみました。

サーバー移行の手順を確認

サーバー移行の前にまずは順序をサクッと確認しておくことにします。

  1. 旧サーバー内のデータをダウンロード
  2. MySQLからデータベースのダンプファイルをエクスポート
  3. 移行先サーバーのドメイン設定
  4. 移行先サーバーにデータベース(MySQL)を作成
  5. FTPソフトを使用してダウンロードしたデータを転送
  6. 新データベースにダンプファイルをインポート
  7. 表示確認URLからブログをチェック
  8. ドメインのネームサーバーを移行先に設定
  9. 2週間から1ヶ月サーバーを並行稼働
  10. 旧サーバーからデータを消す

この順序からわかる通り、WordPressを使用しているブログのサーバー移行はとても大変なんです。
だからこそ、あまり人がやりたくない作業の1つなんですね。

おまけに間違えたらデータが飛ぶ可能性だってあるわけですから慎重にもなります。
また、初心者のサーバー移行には、便利なプラグイン「Diplicator」があるのですが、今回は使用しない方向で作業を進めていきました。

 

なぜなら、ブログを扱う者として手作業でサーバーを移行させる経験は貴重なものだからです。

サーバーに対する知識も増えるし、WordPressのことを深く知ることもできます。時間はかかるし、気の抜けない作業が多いしと骨の折れる作業が続きますけど。というか、一度は体験しておいた方がいい。

プラグインに頼るのもアリですが、ブログを運営する以上、サーバー周りの知識は持っておくことが必要です。トラブルに対する免疫とか、ググるクセとか付くので、むしろ積極的に挑戦したほうがいいですよ。

 

ただ今回の記事はあくまでも「サーバー移行の時に起こり得るエラーとその解決法」です。ですので、実際のサーバー移行の手順には触れません。

サーバー移行の詳細手順はBLOG ROOM9さんの「さくらレンタルからエックスサーバーに移転する方法(WordPress)【①移転はなぜ必要?】」がよくまとまっているので参考にしてください。

では、移行時に注意したい手順とその箇所についてまとめていきます。

 

サーバー移行でエラーの出やすい箇所まとめ

 

ここからは個人的に経験したエラーと、どのように解決したかについて触れていくことにします。

サーバー移行はとても繊細な作業なため、できるだけ慎重におこなってください。
その上で、もしエラーが起こったなら僕の記事を参考にしてもらえるとうれしいです。

では上の手順からエラーが起こりそうな箇所だけ抜粋して、起こり得るエラーと解決法の解説をしていきます。

 

手順2:SQLテーブルが上手くインポートされない場合

新しいサーバーのMySQLで上手くデータベースがインポートされない場合は、エクスポート自体がうまく行っていない可能性が考えられます。

ですのでもう一度戻り、旧サーバーから手順を見直してみましょう。

MySQLからデータベースのダンプファイルのエクスポートも設定は、移行前にしっかりと見直しておきましょう。データベースはワードプレスを動かす「核」のような部分となります。主にコンテンツや画像など、動的にサイトを動かすのに必要な部分なので、慎重に作業を行いましょう。

SQLデータベースのダンプファイルをエクスポートする方法は、「サーバー移行時にphpMyAdminからデータベースのファイルをエクスポートする方法」で解説しています。参考にしてもらえれば嬉しいです。

また、ファイルをエクスポートする際はzipファイルにしておいた方が良いですね。僕はzipファイルに圧縮した状態でエクスポートし、移行作業をしたら成功しました。これは参考までに留めておいてください。

 

上記を試してもインポートが上手くいかないもう一つの原因として、ある設定を忘れている可能性があります。それは「アクセス権限の付与」です。ここは今一度見直しておくべきポイントと言えるでしょう。

作成したデータベースのユーザーアカウントに権限を与えておく必要がありますので注意しておきましょう。どうやらMySQLでは、データベースのユーザーに対して「管理者権限」を与えておかないと変更が効かなくなるようです。

サーバーのユーザー権限の話は大人気ブログである「ラブグアバ」さんの「ブログをさくらレンタルからエックスサーバーに移転したら速度向上が体感できた!移転時の注意点もご紹介」に詳細が書かれています。チェックしてみてください。

 

手順4:「データベース接続確立エラー」が表示される場合、その1

真っ白な画面に「データベース接続確立エラー」が表示される場合は、新しくインポートしたデータベースとWordPressが上手く噛み合っていない証拠です。

考えられる原因は次の2点になります。

  1. データベースの設定漏れがある
  2. wp-config.phpにパスワードなどの設定漏れがある

僕もこの状態に2時間くらい悩まされました。どんなに対策を打ってみても改善されなかったのです。

ですので、いったん新規データベースを削除して、新しくデータベースを作り直しました。今度は古いデータベース(旧サーバー内のMySQL admin)とまるっきり同じパスワードで

そしたら問題なく表示されたんですよ。意外とサクッとね。

この症状は多くの人にも起こっているようです。一般的に出回っている対策法としては「データベースのパスワードを古いパスワードに変更して試す方法」が提唱されています。しかしながら、念には念をということで、古いパスワードでデータベースを作成した方が、サーバー移行の作業が進む確立はぐんと高くなります・

少し注意深くなるだけで、サーバー移行がストレスなくいくんですよ。これが秘訣です。

 

手順5:「データベース接続確立エラー」が表示される場合、その2

先程ちょろっと説明したんですが、その1でやったことに関連する作業です。解決策その2について少し説明しておきます。

ここは旧サーバーからダウンロードしたデータをアップロードする前に、かならず行っておかなくてはならない作業です。やらなかった場合は永遠にエラーが発生しますから、忘れないようにしましょう。

 

2つ目に気をつけるのは、ドメイン内からダウンロードしたWordPressのフォルダ内にある「wp-config.php」というファイルの編集を忘れないようにすることです。

wp-configの編集方法は「サーバー移行に必要なワードプレスのwp-configを書き換える方法」で解説しています。

もしエラーが出た場合は「移行した後(アップロードした後)に編集すればいい」とされているのですが、僕はそれでも成功しませんでした。ここでも「念には念をの精神」で移行する前に、wp-config.phpの編集作業を行っておきました。

すると、今までの状態が嘘みたいにサクッと表示されました。用心深い人にオススメです。

 

手順7-1:動作確認URLでトップページが上手く表示された後

動作確認URLを利用してブログの表示を確認します。設定ミスや漏れがなければ、1時間後くらいでトップページが表示されます。トップページの表示の確認できたら、移行自体はうまくいっているので一安心して大丈夫です

逆に言うと、ここで表示されないようであれば、どこかしらに移行作業漏れや設定漏れがあるので、手順を今一度見直しておく必要があります。場合によっては「最初からやり直し」もありえますよ。

 

トップページの表示が確認できた後は、取得したドメインのネームサーバーをエックスサーバーへ移管させるだけです。作業自体は簡単なので心配はありません。これにより全世界に「ドメインの住所が変わったよ!」ということを知らせることができます。

ポイントは「旧サーバーを焦って消さないこと」です。

郵便には自動転送がありますがウェブの世界ではありません。
ですので新規であなたのウェブサイトを訪れた人が、新旧どちらのサーバーに訪れるかわからないからです。

この並行稼働状態は2週間から1ヶ月と言われています。

サーバーを解約したりせずに待っておけば、自動的に新しい住所(ドメインとサーバー)がウェブの世界に浸透していきます。それまでは慌てずに気長に待っておくことがオススメです。

 

手順7-2:トップページは表示されるのに、記事ページが404エラーの場合

動作確認URLでトップページが表示されて移行に漏れもありませんでした。しかしながら、記事のページへ行くと404エラーが画面に表示されてしまうことがあります。

そういったエラーもサーバー移行時には検出されているようです。まあ、僕も体験したんですけどね…。

この現象の原因はどうやらドメイン内でのパーマリンク(各コンテンツのURL)の設定がズレてしまっている可能性があるのだそうです。この状況にはパーマリンクを設定し直すことで対処しましょう。

大丈夫です、一瞬で終わります。

 

WordPressのダッシュボードにある「設定」から「パーマリンクの設定」をクリックしてください。
下の方にある「設定」ボタンを押して設定値を保存しましょう。

詳しくは、「WordPressでサーバーを移行した後、個別ページで404エラーが出てしまう時の対処法」の記事でスクリーンショットを交えて解説しています。こんな説明じゃよくわからん!という人は参考にしてみてください。

僕の場合はこの作業を行った次の瞬間に404エラーが解消されて、各記事が表示されるようになりました。この時は「ふう、一安心…」って感じでしたね。

 

まとめ

ブロガーにとってサーバー移行という作業は、とても大変な作業と映るかもしれません。実際、とても大変で神経を使う作業ではあります。そんな人の為に、一つだけアドバイスをします。

「サーバー移行の作業に気を使って使いすぎないことはない。用心深くサーバー移行の作業を行えば、起こり得るエラーは少ない!」

注意深く、念には念をの精神で作業を行えば、ストレスをほとんど感じることなく、サーバー移行がおこなえるはずです。そのために僕が体験したことを記すと共に、起こりやすいエラーの対処法をまとめておくことにしました。

サーバー移行は、あなたのブログライフをより豊かなものへと導いてくれます。ですから根気強く、慎重に、一つ一つの作業を行っていきましょう。「念には念を」の精神が成功の秘訣ですよ。

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HIRO
フィリピン・セブ島のスラム街で、ボランティアを始めたキッカケから、フィリピンで働くことに。セブ島観光のエキスパートになって、「エキサイトセブ」というマガジンサイトでライターを経験。お仕事のご依頼は→ info.f.hiro”あっとまーく”gmail.com まで。

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