英検とTOEICどっちがオススメ?デメリットとメリットを比較してみた

TOEIC勉強しなきゃだめだよ!なんて時代錯誤もいいとこな、ナンセンスな発言がありますね。

僕は圧倒的に「英検派」です。そうなると「じゃ、なんて英検なの?みんなTOEICっていってるじゃん!?」みたいに聞きたい人いると思います。そういう人もナンセンスです。

そんな今日は僕がなぜ圧倒的に英検を推しているのか説明します。

英語はそもそも1つ

そもそもみなさん何か勘違いしてませんか?

TOEICだ、英検だなんだっていっても、実際のところ英語は1つの言語しかありません。資格試験の内容が変わろうが地球がひっくり返ろうが、「英語は1つの体系的な学問」であります。

私達が気にしているような資格試験なんて、英語を1つの側面からアプローチしていく追求の方法でしかないのです。

だから、「中学で習った英語」も「高校で習う英語」も「ネイティブスピーカーが街で話している英語」も「雑誌に書かれている英語」もすべては繋がっていて、その収束地点は1つの英語です。

古典文学などに使用される一昔前の英語は、かなり高等な(古くて格式高い)英語が使用されているので「現代英語か?」と問われたら微妙なラインですが・・・。当たり前ですが言語は時代と共に移り変わっていくのです。

それに加えて、イギリス英語・アメリカ英語・オーストラリア英語なんて、さも別系統の言語のように扱われていますが、基本的なそして根本的な部分になんら変わりません。発音や単語などに違いはありますが、文法事項などの根底に流れる部分は一緒です。

 

だから「英語は1つしかないよ」と言いたいのです。

そういう部分からアプローチしてみても英検やTOEIC、TOEFL、IELTSなどの資格・検定試験は英語の側面からのアプローチだということがわかると思います。用途に合わせてカットされたフルーツみたいなもんだと考えてみてください。

各試験の用途をまとめると、

  • TOEIC:普段からビジネスシーンまでの英語全般の基礎能力
  • TOEFL:アメリカへの留学時に必要なテストでアカデミックな語学力を判定
  • IELTS:イギリス系統の国に留学する時に必要、TOEFLと同様な用途
  • 英検:オールラウンドに英語の能力を判定(基礎・アカデミック・ビジネス)

とこんな感じにまとめることが出来るでしょう。まとめてみた内容をよく読んでみてください。あれ?英検最強じゃね?ってなるはずですから。では、まず、僕が考える英検の特色について考えてみます。

ちなみにTOEFLもIELTSも留学を前提としている人が挑戦するテストなので除外してあります。

 

英検の特色

英検の特色とはなんといっても格付けされるグレード(級)でしょう。

下は5級から上は1級まで。合計で英検という試験だけで7つのグレードが設定されています。ここがまず1番に上げられる特色かと感じます。

その他のテストはすべて統一されたテスト問題を基にして各ランクが発表されます。

例えばTOEICの点数は全員が同じテストを受けて、その正解数などで点数が割り出される仕組みとなっています。もちろん、IELTSもTOEFLその方式で点数が割り出されています。

しかしながら英検のシステムは違います。英検は受ける級によってテスト問題が全く異なりますし、各級に合わせた難易度設定がされているので、体系的に勉強がしやすいという点が挙げられます。

また英検にはリーディングセクション・ライティングセクション・リスニングセクションが設定されており、筆記試験に合格すると二次試験として面接が課せられます。もちろん他の資格にもスピーキングセクションはありますがTOEICは少し勝手が違います。

ここに関してはメインテーマなのでもう少し先で説明します。

とまあ、英検は総合的に勉強でき、かつ「級」という具体的な目標が立てやすい資格だということがお分かり頂けたかと思います。この辺りが英検の特色といっても、差し支え無いと思っています。ではここからが本題です。

「なぜ僕はTOEICよりも英検を推すのだろうか?」という疑問に答えていこうと思います。

 

TOEICと英検ならどっちを選ぶ?

本題を深く掘り下げて行く前に、サクッと各試験、とくに英検とTOEICの特色を挙げておこうかと思います。

英検の特色

  • 総合的な英語能力測定が可能
  • ライティングとスピーキングセクションがある
  • 内容が多岐にわたっている(基礎、ビジネス、アカデミック)
  • 質の高い問題の出題

ではそれに対してTOEICの特色を挙げておきます。

TOEIC の特色

  • 点数として英語能力の「見える化」「数値化」
  • 英語基礎とビジネスが中心分野として出題
  • 解答にスピードが求められる出題
  • 企業が採用するときに利用する

僕ならこの特色だけでも「英検」選びますけどね。では続いて、なぜ僕が英検を推しているのかについて答えていこうと思います。

ポイントはたったの3つです!

  1. 出題レベルは英検の方が質が良い
  2. 総合的な英語力が養える
  3. ◯「英検 > TOEIC」☓「TOEIC > 英検」

 

1.出題レベルは英検の方が質が良い

圧倒的と言うわけでは無いのですが、TOEICの内容よりも英検の問題の方が質が高いと考えています。それは選択する長文や題材などが多岐に渡っていて、同じパターンを繰り返すしかないTOEICの問題と比べると難易度に違いが出ます。

英検の出題内容はアカデミックから高度なビジネス文章までとなっており、そのバラエティーという面でも多岐に渡っているのです。つまりそれは、より難しい内容のパッセージ問題に多く触れることが出来るという意味です。

しかも、問題を開くまでどんな内容のパッセージ問題が出題されるかがわからなりません。

 

こうなるとTOEICのお決まりのパターンが使えませんよね。TOEICはすでに解答パターンや攻略方法が研究されていますが英検準1級は柔軟性が要求されます。特に長文問題は言い換え問題が中心となります。このタイプの問題は文法や語彙力など総合的な英語力が問われる典型的な出題タイプであり、高い英語力が求められます。なので必然的に解答にも労力が必要です。

もちろんTOEICにも労力は必要です。

しかしながらスピードが求められるTOEICと英検では使用する処理能力にも違いがあります。

  • 英検・・・難解な問題に対する思考能力が問われる
  • TOEIC・・・量の負担(スピード)重視であり、肉体的疲労と処理能力が問われる

 

2.総合的な英語力が養える

御存知の通りTOEICはリーディングとリスニングが主なセクションとなります。一応他のオプションとしてライティングとスピーキングの能力を図ってくれるテストもありますが、やはりTOEICといったら既存の路線が認知されています。

その反面、英検はリーディング・リスニング・ライティング・スピーキング(後日に面接)という総合的な英語力で合否を判断されます。

 

一次面接としてスピーキング以外の三科目で合格点を取得した者が、約一か月後の面接試験に進める事になっています。それに面接試験は、よっぽどのことがない限り落とされないと思います(もちろん事前に十分な対策は必要です)。

兎にも角にも、一回の試験で総合的な観点から英語力を図られることには変わらず、ここがTOEICと英検の大きな違いでもあります。

なので僕は基本的に英検の受験を進めています。ただ世間的にはほとんど認知されていません・・・企業も英検を使用して英語力を判断した方が、その人の適正な実力がわかるはずなんですけどね。

 

3.「英検 > TOEIC」

この見出しの意味は「英検はTOEICのレベルを含むが、TOEICは英検内容を包括していない」という意味になります。

前提段階として「試験対策をほとんどせずに」という条件がつきますが、簡単に説明するとこんな感じ。

  • 英検準1級に受かったらTOEIC800点台の取得は可能
  • TOEIC800点台の人でも英検準1級の取得はできない

つまり「英検 → TOEIC」の互換性はあるが「TOEIC → 英検」の互換性はない、というシンプルな法則です。もちろん例外もいますが、そういう人達は、何をやらせても大丈夫な完璧人間たちなので比較しても意味はありません。

 

英検準1級の勉強をしていればTOEIC800点は可能領域ですが、TOEIC800点の人は英検準1級の問題には歯がたたないと思います。

これは習得している単語力の問題、複雑な内容の長文問題への対応、そしてライティングセクションの難易度の違いから容易に導きだせます。

英検準1級の問題は思っているより難しいです。一回過去問を眺めてみれば分かることだと思いますので、いつかチャレンジしてみてください。

という訳で、いざTOEICが必要となった時でも英検準1級の勉強をきちっとしていれば、TOEICでも十分な点数を取得することは可能だということです。もちろん問題形式に対する慣れは必要ですが、それは公式問題集等を使用して練習すれば良いのです。

ちょうど「大は小を兼ねる」と同じような意味合いですね。あ、別に、資格的にTOEICが小というわけでなく、求められる思考能力の大(複雑思考)小(スピード思考)という意味ですから、お間違えないように。

 

まとめ

以上、英検とTOEICの違いを説明したうえで英検をオススメする理由を追求してみました。多くの人が納得されると思いますし、納得できない方もいると思います。

しかしながら、現在の日本の企業がTOEICを重要視しすぎる風潮はいささか考えものであります。この前にTOEICの問題傾向が変更されより実践的な英語力を問われるようにはなりましたが、その実態はまだまだだと考えています。

ただTOEICは英語の「基礎」を学ぶには最適なテストだと思います。

英語学習初心者は、とりあえずTOEICを勉強し、そこから英検という「英語の知の世界」に足を踏み込めば良いと思います。

もちろん上級者を目指す皆さんは英検から勉強を始めましょう!

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

Twitter で
SPONSORED LINK

ABOUTこの記事をかいた人

旅・音楽・プログラミング・ブログを愛するコンテンツ・クリエーター。フィリピンで就業、カナダで語学留学を経験しニュージーランドで大学を卒業。 TECH::CAMPの二十九期生としてRuby / Ruby on Railsを勉強しました。記事の執筆・広告は「お問い合わせ」からお願いします。