【Linux】世界中でつかわれる「CentOS」をインストールする方法

Linuxについて、というよりも仮想環境を立ち上げてLinuxをインストールしよう!という企画も最終段階に入ってきました。今日行うのは、仮想環境内でCentOSを実際にインストールしていく作業です。

基本的に前回までに説明した作業がきちんと行われていれば、なんの問題もなく進めるはずなので、早速作業に入っていきましょう!

前回までの作業が終わってない人は、過去記事より作業を行ってください。

VirtualBoxをもう一度確認しておこう

では早速、VirtualBoxを立ち上げて、仮想環境の状態をチェックしていきましょう。前回終了時までの設定で、下の画像のようになっているはずです。

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設定→ストレージと確認し、起動する際のディスクとしてCentOSが設定されていることも確認しましょう。下のようになっていれば問題ありません。

今一度の確認ですが、今回は多少の作業を省くためにMinimal ISOファイルを使用しています。デスクトップタイプはDVD ISOファイルをダウンロードしてください。

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CentOSをインストールしていく

作業工程が思っていたよりも長いです。頑張ってついてきてください。

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先程の状態より上のタブにある「起動」を選択します。ここでの起動というのは、仮想環境を立ち上げる動作のことであり、簡単にいうとパソコンのスイッチをONにするようなものです。仮想マシンを起動という意味になります。

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すると自動的にISOファイルが起動され、CentOSをインストールするかどうか訊かれます。この際はGUIからCUIへ切り替わっているので、矢印キーとEnterキーなどのキーボードでのみ作業ができます。

GUIとCUIについては、また別の記事にて詳しくまとめます。GUIは現代のデスクトップのようにキレイなグラフィックでデザインされていて、CUIとは一世代昔のパソコンのようなコマンド(キーボード入力のみ)で操作するスタイルのことを指します。

今回はCentOSをインストールするので、選択肢上のInstall CentOSを選んでエンターキーで決定しましょう。

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すると画面が暗くなり文字だけが浮かび上がってきます。インストーラーが起動している最中なので、そのまま待ちましょう。

ちなみに、上のようなシンプルな画面をCUI(Character User Interface)と呼んでいます。それに対して、下のようにグラフィックで彩られているタイプをGUI(Graphic User Interface)と呼びます。

私達が何気なく使用しているのパソコンはGUIだったのです。

下の画面のようにCentOSはGUIベースでインストール作業を進めることができます。下の画面ではお察しの通り、使用する言語を選ぶことができます。Japaneseを選んで日本語を選びましょう。

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みなさんポインター(矢印)は使えましたか?いきなり使える人は少ないはずです。自分もOS内のポインタが動かなくて「あれ、故障なのかな?」と思いました。

仮想環境でOSを立ち上げる際は、ホストOSとゲストOSのポインタを切り替える必要があります。Windowsの場合は右にあるCtrキーで、Macの場合はCommandキーで切り替えることができます。

壊れたと思って焦る必要はありません!

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日本をを見つけたら下にある「続行」をクリックして進みましょう。

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時刻などを設定することのできる画面にたどり着きました。まずは日付と時刻を選んで設定を確認していきます。アイコンをクリックして東京を選びましょう。

そして、この画面に戻ったら次は「インストール先」をクリックします。

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特に設定する必要はありません。ATA VBOX HARDDISKにチェックが付いていたら問題なしです。左上の完了ボタンを選択して画面を戻します。

次はインターネットの接続環境を選択します。この辺は難しいので、とりあえずイーサネットの横にあるタブをオンにしておきましょう。

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先程の画面に戻ると右下の「インストールの開始」が青くなっているはずです。ここが選択可能となっていたら準備ができた証拠なので、早速クリックしてインストールを開始させます。

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インストールが始まった段階でユーザーの設定を行います。ROOTとユーザーです。

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Linuxでは管理者(Administrator)をROOTと呼んでいます。いわゆるボスであり、OS内での絶対権限を持っているユーザーです。その横にあるユーザーの作成はローカルユーザーです。

ROOTとローカルユーザーの違いを簡単に説明します。

例えばパソコン内に一つの王国があったとしましょう。そこでは様々な人が仕事を行っています。また一般市民は王様から許可を与えられないと国内では生活できません。

このような状況がパソコン内にあると想定してください。この場合、王様はROOTであり、一般市民はローカルユーザーと呼ばれています。つまりROOTは強く、ローカルユーザーは王の言葉一つで首が飛ぶほど弱いということです。

これがROOTとローカルユーザーの違いです。簡単でしょう。

 

さて、作業を進めていきます。ROOTにはパスワードと確認用のパスワードを設定しましょう。ROOTの設定が終了したら、次はユーザーの設定に移ります。

centos-install13 centos-install14

この二人のユーザーの作成が終了したら、ユーザーに関する設定は終了となります。

その後はひたすらにインストールが終わるまで待機です。Minimal ISOはファイルサイズがだいぶ小さいので、所要時間は数十分程度で済みます。

ただOSのフルセットであるDVD ISOでは、インストールに数時間かかる場合もあるようなので、その場合もひたすらに待っておきます。この時ゲストOSとホストOSを切り替えて、別の作業を行っていても何ら問題はありません。

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インストールが終了すると、下のようなCUIの画面が表示されたらインストールは完了です。

Minimal ISOではインストーラーはGUIですが、OSの基礎部分はCUIで構成されている簡素なものとなります。今回はインストール時間などを省くために、このような設定としてみました。

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CentOSを開くには上のCent OS Linuxを選択しましょう。この時に括弧の中にx86_64となっている方を選択します。

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このような画面が表示されたら、きちんとOSが作動している証拠です。

インストールには成功しました、おめでとうございます!ちなみにOSでログインするには、先程作成したローカルユーザのログインネームを入力してエンターキーを押します。

するとPasswordという欄が出てくるので、指定したパスワードを入力してください。この時にユーザーネームのように数字や文字は出ていませんが、間違いなく入力しエンターキーを押せばきちんとログインできます。

 

CUIベースのLinuxサーバーの使い方は、徐々に説明していければいいなと思っています!

 

まとめ

今回でCentOSをインストールする段階まで終了しました。いかがでしたでしょうか。

仮想環境はとても奥が深いなと思った人が多いかもしれません。ちなみにISO拡張子のファイルを保持していれば、MacOSやWindowsだってインストールすることができてしまうのです。

一台にパソコンが二台あるようなものですから、とてもおもしろそうですよね!

ぜひぜひVirtualBoxを利用した仮想環境で遊んじゃってくださいね。慣れてしまえばほんの数分で環境を構築することができちゃいます。ウェブサイトを作っている人の検証環境としても役に立ちます。

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ABOUTこの記事をかいた人

旅・音楽・プログラミング・ブログを愛するコンテンツ・クリエーター。フィリピンで就業、カナダで語学留学を経験しニュージーランドで大学を卒業。 TECH::CAMPの二十九期生としてRuby / Ruby on Railsを勉強しました。記事の執筆・広告は「お問い合わせ」からお願いします。